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Mig-31MS 
Il-SX1 
第8オービタル・
ステーション
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封入特典


超高々度迎撃機(メテオスイーパー機) MiG-31MS

旧ソ連において高高度超音速迎撃機としてミコヤン・グレビッチ設計局が開発し、1975年に原型初飛行したMiG-31をベースに製作された、TSR.2MSの後継機となる複座の新型メテオスイーパー機。公式にはマッハ2.8という高速性能を見込まれて選定されたことになっているが、実は新型MS機の機種選定過程における政治的妥協の産物だったとも言われている。しかし、超高々度まで迅速にミサイルを運ぶことを目的としたミサイリアとしての性能に遜色があるわけではなく、その高速性能に向けられる関係者の期待は大きい。

TSR.2MS同様、地上基地のトレーラーに搭載され、ZELL(Zero Length Launch=零距離発進)により発進する。発進に際しては2発のジェット・エンジンと、パイロンを介して両主翼下に2基搭載したRATO(Rocket Assisted Take Off)ポッドの推力を併用して垂直に近い角度で離陸する。RATOポッドの燃焼が終了するとポッドを投棄、機尾上面の双垂直尾翼の間に後付けされた第3エンジンであるロケットブースターに点火してさらに成層圏外縁部まで上昇、胴体下部に搭載された迎撃ミサイルを発射する。

搭載するミサイルは基本的にTSR.2MSが搭載するものと同系統だが、ミサイル本体はひとまわり小型化されている。また、ミサイル発射の際には、ミサイル後部から延びる整流用フェアリングも同時に投棄される。双発のD-30F6エンジンは15.5トン×2という大推力を生む一方で燃費が悪く、またインテグラルタンクの一部を第3エンジン用のロケット燃料に転用しているため、航続距離は短い。

TSR.2MS同様、成層圏での反応弾の爆発が引き起こすEMP効果による影響を避けるため、2系統の電子回路が組まれている。一方は通常のシリコンチップによるコンピューター。もう一方は、一切の半導体を使わず真空管で構成された電子回路である。この真空管回路は、万一、EMPの影響で半導体回路がダウンした時のためのバックアップであると同時に、構成的には機体を制御するメイン回路でもある。

なお、成層圏外縁部では機体のコントロールに必要な空気密度がないため、機首や主翼端などに装備したRCS(Reaction Control System)を使用して機体姿勢を制御する。

全長 23.233m
全幅 15.639m
全高  5.247m
最大離陸重量 48t
最大速度 マッハ2.83
標準行動半径 1000km(マッハ2.3、トライデントA×1)
武装 トライデントA×1
乗員 2
 







試作対彗星無人宇宙迎撃機(コメットブラスター機) Il-SX1

SAC-1Bの後継としてロシアのイリューシン社によって開発中の宇宙迎撃機。メーカーでの開発ナンバーはUSAC-X。USACのUは無人(Unmanned)、Xはまだ開発中(Experimental)で制式ナンバーが与えられていない試作機であることを示す。天体機器管理機構に納入され運用試験に供された時点で、Il-SX1との呼称が与えられた。巨大なリフティングボディ形状の機体中央に、フェアリングに覆われたミサイルを搭載している。

衛星軌道上に浮かぶ第8オービタルステーションにおいて運用試験が継続されている。地球の重力を利用しながらロケットエンジンで加速し、重力と揚力を併用した高速スウィング・バイで地球を周回しながら、特殊ミサイル「トライデント」で彗星を粉砕する点はこれまでのSAC-1Bと同じだが、ミサイルの分離方法は大幅に変更されており、機体背面を目標に正対させて上部フェアリングを投棄、機体中央部に格納されたミサイルを発射する。SAC-1Bに比べて投棄するフェアリングが小さくて済み、再使用できる部位が増えたために経済性に優れている。

しかし、なによりSAC-1Bと違うのは、万一の事態が発生しても人的損耗のない無人機だという点である。操縦はオービタルステーション内の遠隔操縦用カプセルに座ったオペレータが行うが、操縦は完全自律制御のデジタル・フライ・バイ・ワイヤで行われるため、オペレータの役割は主に計器のモニターである。

 




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